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人工芝に虫が?敷き方次第でYESともNOとも言える巷の噂

芝生の中に潜む害虫

人工芝に虫が発生するという噂…真偽のほどは?

この記事を読むための時間:3分

「人工芝は虫が湧く!」という噂があるのをご存じですか?虫が苦手な方がそんな噂を聞いてしまったら、恐ろしいから人工芝は諦めよう…なんてことになってしまいそう。しかし、それは本当のことなのか、そうでなければ、そんな噂が広まってしまった原因がどこかにあるはずです。今回は、その辺を掘り下げてみたいと思います。

人工芝で虫が増える?それとも減る?

虫は植物のあるところや、暗くてジメジメしたところを好みます。しかし、人工芝は、施工時に防草シートを敷くため、雑草などが生えにくい環境です。また、プロの業者が施工する場合、事前にしっかりと整地をして、水はけをよくしているはずですので、ジメジメすることもありません。そのため、人工芝で虫が増えるということはなく、むしろ減る可能性の方が高いのです。

虫が増える原因の多くは施工過程に

虫が増える可能性の低い人工芝なのに、虫が増えてしまった…その理由は、施工過程にあるようです。DIYなどで、人工芝を設置する場合に、きちんとした手順を踏まなければ虫が増えてしまう可能性が高まります。具体的にどのような原因があるのかを見ていきましょう。

施工場所の整地の不備や下地材の有無

人工芝を敷く際に、整地が不十分だったり、凸凹した土地なのにしっかりと転圧をしていなかったり、下地材を入れていなかったり。一見、虫とは関係ないようにも思えますが、雑草が生えたり、虫が潜める場所ができたりすることがあります。

水はけの悪い土地なのに対策を怠った

水はけの悪い場所に人工芝を敷く場合は、排水をよくするために下地材として山砂や砕石を敷いたり、なだらかに傾斜をさせるなど、とにかく水が人工芝にたまらないための対策を行います。対策を怠れば、雨が降るたびに水がたまって乾かず、ジメジメとした虫が好む環境になってしまいます。

防草シートを使用していない

人工芝を敷く前に、雑草が生えてくるのを防ぐために防草シートを敷きますが、その下に虫のエサとなるものが残っていると虫が発生してしまう可能性も。また、雑草以外でも、そばに樹木が植えてあったり、プランターなどで植物を栽培している場合は、その植物から発生することが。その虫が人工芝に移り住むことで、人工芝から虫が湧いたと勘違いされることもあります。

人工芝の継ぎ目に隙間ができている

素人のDIYなどにありがちな失敗が、人工芝の継ぎ目に隙間ができてしまうこと。きちんと整地がなされていなければ隙間ができ、その隙間から雑草が生えるため虫が増えてしまう可能性が高まります。

人工芝の継ぎ目をテープで固定していない

人工芝の継ぎ目は、裏面からジョイントテープで張り合わせます。人工芝の浮きやズレを防止するためですので、怠ると継ぎ目の間から雑草が生えてきて虫が発生するかもしれません。

まとめ

人工芝はきちんと施工すれば、虫が減ることはあっても、増えることはありません。それなのになぜ「人工芝は虫が発生する」という噂があるのかと言えば、プロの業者なら必ず行う作業工程を、素人によるDIYでおろそかにした結果、虫が好む環境が整えられてしまったということに。また、人工芝の近くの樹木や植物がある場合、そこで発生した虫が人工芝に飛んできて移り住むことも。

 

その結果「虫がいた」という事実だけで、人工芝に原因があると考えた人たちが広めた噂だと思われます。もう一度言いますが、人工芝を敷くことで、虫が発生するということはありません。人工芝を施工する際に不安であれば、虫が増えることがないよう、DIYではなくプロの専門業者に依頼することをおすすめします。

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