自宅の庭が人工芝でキャンプ場に?「おうちキャンプ」のすすめ
人工芝の庭での「おうちキャンプ」が楽しすぎる!
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近年、アウトドア人気が高まったこともあり、週末になるとどこのキャンプ場もアウトドア好きの人たちでいっぱいです。しかし、キャンプができる場所はキャンプ場だけではありません。コロナ禍でのステイホームの影響もあり、「おうちキャンプ」を楽しむ人が急増したのです。「自宅なのに何が楽しいの?」と疑問に思う方のために、今回は「おうちキャンプ」のメリットをお届けします。
おうちキャンプにはメリットがいっぱい!
自宅の庭でのキャンプも、やることはキャンプ場と同じです。しかし、自宅であれば安全面や衛生面の心配がいりません。また、大人にとっても子供にとっても、様々な面で良い経験となるでしょう。「おうちキャンプ」にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
小さな子供がいても安全
家族でキャンプを楽しむ人が多い中、小さなお子さんがいる家庭では、安全面を考慮するとなかなか実行に移せないという人も多いはず。キャンプ場ではもちろん、車で移動する間も、トイレ休憩や買い物の際には、常に子供の行動を把握する必要が。しかし、自宅でキャンプをするのなら、慣れた敷地内だけですので、迷子になる危険もなく楽しめます。
大人も子供も楽しめる
場所が自宅の庭であっても、アウトドアに違いありません。食事を作ったり、テントで過ごすというだけでワクワクするものです。子供なら、テレビアニメを観るよりも楽しめますし、大人も子供と一緒になって、外遊びに夢中になるでしょう。
キャンプ初体験なら本番前の練習になる
テントを張ったり食事の準備をしたり、まだキャンプの経験がない人は、おうちキャンプで本番さながらの練習ができます。
ただし、バーベキューなどで火を使用する場合は、万が一、人工芝に熱い物を落とすと溶けてしまうため、コンロの設置場所は人工芝から離れたところを選びましょう。また、テントを張る際にペグを使用すると、人工芝の下に敷いてある防草シートに穴が空いてしまいます。重しを使用するか、フェンスなどに結び付けるようにしましょう。
自宅に居ながらにして非日常を体験できる
自宅での便利でラクな暮らしから、生活の場所が外に移るだけ。食事の準備は火を起こすところから始まり、テントの中での寝心地もベッドと比べると雲泥の差ですが、「不便さ」がスパイスとなり、きっと心に余裕をもたらしてくれるはずです。スマホは家に放置して、ランタンの明かりの下でなら普段よりも会話が盛り上がることでしょう。
時間に追われる日常から離れるだけで、経験できる新鮮さに病みつきなること間違いなしです。
トイレや忘れ物の心配をする必要がない
アウトドアで一番心配なのが、トイレの問題なのではないでしょうか。キャンプ場に設置してあるトイレが遠かったり、並ぶ必要があったりすると面倒なもの。特に女性や高齢者は夜の冷えでトイレが近くなることも多いので、自宅でのキャンプなら安心です。
まとめ
いかがでしたか?「おうちキャンプ」は、安全面や衛生面などの不安要素を最小限に抑えながら、実際のキャンプで得られる解放感や非日常を味わえるところが大きなメリットです。また、時間の制約がなく、お金もさほどかからないため、思いついたらすぐに実行に移せることも見逃せません。
更には、地震や災害で避難をしたり、電気の供給がストップすることがあった場合、「おうちキャンプ」での経験を大いに活かすことができるでしょう。便利な生活に慣れた現代人にとって、生きていくための「知恵」や「工夫」を思い出させてくれるキャンプは、キャンプ場でも自宅でも、同じように楽しむことができるのです。