ベランダの人工芝はどうやって掃除する?コツやポイントを解説
ベランダの人工芝|お手入れ・掃除方法のコツやポイント
この記事を読むための時間:3分
人工芝は天然芝とは違い、メンテナンスがラクというのが最大のメリット。しかし、時が経過するにつれて、汚れたり埃や砂がたまったりするのでお掃除は必要ですよね。普段から小まめなお掃除を心がけると、美しい状態を長く保つことが可能です。ここでは、人工芝のお手入れや掃除の方法について掘り下げていきます。
ホコリや髪の毛などの小さなゴミは掃除機でOK
ホコリや髪の毛、少量の砂などは、掃除機で吸い取ってしまいましょう。このとき、掃除機を強く押し当てると芝を傷めてしまうことがあるので、表面に軽くあてる状態を保ちながらゴミを吸い取ります。週に一度を目安に掃除機をかけることで、常にきれいな状態を保つことができるでしょう。
大量の砂や大きなゴミはほうきや竹ほうきで掃く
人工芝に、大量の土や砂が入り込んでしまうことがあります。放置していると、人工芝のクッション性が失われてしまうこともあるので、しっかりと掃除をしましょう。大量の砂や枯れ葉などの大きめのゴミは、ほうきや竹ほうきを使います。ササっと掃いて、取り切れなかった細かいゴミは掃除機を使用しましょう。
食品や飲料などをこぼしたらしっかり水拭きを
ベランダでバーベキューなどを楽しんでいるときに、うっかり飲み物や食べ物をこぼすこともありますが、大抵の汚れは濡れ雑巾でしっかり拭けばOKです。
ただし、油汚れとなると水だけで落とすのは難しいので、食器用洗剤などを使用して洗い流しましょう。その際、芝が変質してしまう恐れがあるので熱湯の使用はNGです。また、ジュースなどの甘い飲み物をこぼした場合、拭き残しがあると、あとでべた付いてしまう可能性があるため、拭き残しがないように注意しましょう。
ペットの排せつ物は水で
ペットがベランダで粗相をしてしまっても慌てる必要はありません。排せつ物を除去して、濡れ雑巾で拭いたり、水で洗い流すだけでOKです。
空から落ちてきた鳥のフンは中性洗剤で
ベランダですので、鳥がフンを落とすこともありますよね。鳥のフンは雑菌が非常に多いため、健康を害する恐れがあります。念のため手袋をして、中性洗剤を使いしっかり汚れを落としましょう。
寝てしまった人工芝はデッキブラシで起こす
人工芝を長く使用していると、徐々に芝が寝てしまうことがあります。特によく通る部分や、植木鉢などの重いものを置いている場所は、いつの間にか芝が寝てしまっていたということがよくあります。その場合、デッキブラシを使って復活させてあげましょう。
逆方向からデッキブラシを滑らせて、ブラッシングをすると、芝が起きてボリュームが復活します。それでも起きない場合は、ドライヤーを軽く当てながら、ブラッシングをすると良いでしょう。芝目が寝た状態を放置すると、見た目だけでなく、水はけが悪くなったり手触りが悪くなったりすることも。日頃から、気が付いたらすぐにデッキブラシで起こし、良い状態を保つようにしましょう。
まとめ
せっかくの人工芝なので、美しい状態をずっと保っておきたいですよね。風に乗って飛んでくる砂埃や、鳥が落とすフン、植木鉢の手入れ中にこぼれる土や、ペットの排せつ物、ベランダでの飲食でこぼれる食べ物や飲み物など、人工芝が汚れたり散らかったりする要素はたくさんあります。汚れ以外でも、人工芝が寝てしまってくだびれた状態になることが。その際はデッキブラシを使えば再び復活してくれます。
「芝が寝ている」「砂埃がたまっている」など、気が付いたらすぐにお手入れをすることが大切です。小まめな対処を心がければ、きれいな状態をずっと楽しむことができるでしょう。