人工芝の「継ぎ目」が残念なことに|失敗しない方法を解説
人工芝の「継ぎ目」が見た目や耐久性にも影響?解決策は?
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人工芝は、天然芝と比べて安っぽいというイメージを持っている人は少なくありません。そのイメージの原因は、おそらく、DIYで施工した人工芝の継ぎ目が、あらわになったものをイメージするからではないでしょうか?プロが施工したものは人工芝には見えず、安っぽさもありません。今回は、そんな見た目にも大きく影響する、人工芝の「継ぎ目」についてお伝えします。
人工芝の継ぎ目がどうなっていたら失敗?
人工芝のDIYで一番気を付けたいのが、継ぎ目付近の施工です。見た目に大きく影響するのはもちろん、怪我に繋がったり雑草が生えてくることも。一体、どういう状態が失敗なのかを見ていきましょう。
一目で人工芝とわかる
人工芝の継ぎ目は直線的で、誰が見ても「人工芝だな」とわかるほど。高価なものでも、安っぽく見えてしまいます。
継ぎ目付近が盛り上がっている
継ぎ目付近の盛り上がりは、芝同士が重なっていたり、整地がきちんとなされずに下地が盛り上がっていることも。
継ぎ目付近に隙間がある
継ぎ目に隙間があると、そこから雑草が生えてきたり、足などが引っかかりやすいため怪我の原因にもなります。
継ぎ目を境に色目や芝の流れが違う
毛足の長いカーペットと同じように、人工芝にも芝の流れる方向があります。その芝目が合っていないと、継ぎ目が目立ってしまうのです。
継ぎ目を目立たせずキレイに仕上げるには?
継ぎ目を目立たないように施工するポイントを押さえておきましょう。
芝の毛量の多い人工芝を選ぶ
人工芝の選び方も、継ぎ目を目立たせないポイントのひとつ。芝の密度が高いと、その分、継ぎ目が目立たなくなります。少なくとも芝の重量が1ロールあたり40キロ以上あるものを選びましょう。
施工する場所はをしっかりと整地する
庭などに施工する場合、しっかりと転圧する必要が。凸凹の状態だと人工芝が浮くなどして、継ぎ目が目立ってしまいます。また、水はけの悪い土地の場合は、雨が降るたびに、いつまでも乾燥せずぐちょぐちょに。山砂などの下地材を入れるか、ゆるやかな傾斜を作り、排水溝などに水が流れるようにしましょう。
人工芝の耳をカットする
施工前に、人工芝の端にある耳を、縫い目ギリギリまでカットします。この部分をカットしていなければ、必ず継ぎ目が目立ってしまいます。
人工芝を仮置きして状態を確認する
一度、人工芝を仮置きして、長さの調整や、人工芝の状態を確認します。シワがあれば、端の2カ所に釘を打ち、反対側から引っ張って伸ばしてあげましょう。この時、力任せに引っ張ると、破れてしまうことがあるので、注意が必要です。
芝目の方向を揃える
人工芝の毛並みは、まっすぐではなく一定の方向に傾斜しています。その傾斜の方向が一緒でないと継ぎ目が目立ってしまうため、しっかり確認しながら合わせます。
テープで継ぎ目を固定する
人工芝同士をつなぎ合わせる際、ジョイントテープで固定すると、浮きやズレを防ぐことができますが、あくまでも補助的なものですので、ピンの打ち込みも忘れないようにしましょう。
まとめ
人工芝をDIYで施工する場合の、継ぎ目の失敗例や、目立たせないようにするための方法をご紹介しました。意外と思われたかもしれませんが、きれいに敷くためには、気を付けるべきポイントがたくさんあります。いい加減に施工してしまうと、耐用年数に差が出たり危険を招くおそれも。人工芝を正しく施工することが、長持ちさせる秘訣と言えるでしょう。
人工芝の施工は、労力や全体的なコスパを考えるとプロに依頼する方が賢明です。ぜひ、経験豊富なField Magicにお任せくだい。
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