人工芝で雑草を防ぐためにやるべき事

この記事を読むための時間：3分

放っておくと次々と生えてくる庭の大敵「雑草」。雑草が生えると景観が悪いだけでなく、害虫や延焼の危険性が増してきます。そのため定期的な草刈りが必要ですが、これがかなりの重労働でケガにも気をつけなければなりません。

そんなお手入れの大変さから注目を浴びているのが、「人工芝」です。天然芝と比べれば人工芝はお手入れが簡単ですが、それだけで本当に雑草を防げるのでしょうか？ここでは人工芝で雑草を防ぐためにやるべき事を紹介します。

人工芝だけでは雑草は防げない

「人工芝を庭に敷けば雑草は生えてこない」と考え、人工芝を購入する人がいます。しかし「雑草」の生命力を侮ってはいけません。人工芝であっても、しっかりとした雑草対策は必要です。

人工芝だけでは雑草は防げない

人工芝を庭に敷き詰めれば、雑草の種が地面に付着することをある程度防げます。しかし人工芝のつなぎ目には小さな隙間があり、そこから種が入り込んでしまいます。また雑草の根をしっかりと除去しておかないと、そこから雑草が生えてきます。雑草が生えてしまうと隙間を広げられたり種がばらまかれて、次々と生えてくるという悪循環に陥ります。

雑草はどうして生えてくる？

雑草対策を考えるには、まず「雑草はどうして生えてくるのか」を知っておきましょう。雑草が生えるには「種or根」と「生育環境」の2つが必要です。雑草の種は非常に小さいため、小さな隙間でも地面に付着してしまいます。1本の雑草が生育すると何万粒という種がばらまかれるため、庭を少し放っておいただけでも種は地面に付着します。また根は地中から完全に除去するか、薬品を使わないとそこから雑草が生えてきます。

雑草の生育環境に必要なのは、「土」と「日光」です。わずかなスペースであっても、種が「土」に付着して「日光」が当たれば雑草は生えてきます。「土」と「日光」を遮断することが雑草対策には重要なポイントです。

雑草を防ぐのは「防草シート」

人工芝だけでは雑草の種から「土」と「日光」を遮ることはできません。そこで活躍するのが「防草シート」です。「防草シート」を正しく使えば、雑草が生えてくることを劇的に抑えられます。

「防草シート」とは？

「防草シート」とは土が日光に当たらないようにする黒いシートです。庭一面を「防草シート」で覆うことで、地面にはほとんど日光が当たらない環境をつくります。

「防草シート」の効果

防草シートを敷くことで、雑草が生えにくくなる以下の効果があります。

　・シートを隙間なく張ることで種が地面に付着しない

　・日光を遮断することで雑草が栄養を得られず生育しない

「土」と「日光」の両面から条件の悪い環境をつくり、雑草が生えてくることを防ぎます。

「防草シート」で注意すべきこと

「防草シート」はかなり有効な雑草対策ですが、使い方によっては効果を失ってしまうケースがあります。「防草シート」を敷くときに隙間をつくってしまったり、敷く前に雑草の種や根を取り除いていなければ雑草は再び生えてきます。効果的に「防草シート」を利用するためにも、事前準備や施工作業はしっかりと行いましょう。

DIYの落とし穴

雑草対策には「人工芝」と「防草シート」が有効なことは理解していただけたでしょうか。どちらもホームセンターで販売されていますので、DIYであれば手軽に購入できます。しかしDIYは費用が安いというメリットがありますが、大切なポイントを理解しておかないと思わぬ落とし穴があります。

安くて簡単なDIYだけど…

ホームセンターには安い価格の「人工芝」や「防草シート」がありますが、雑草対策を考えると価格優先で製品を選ぶことはオススメできません。雑草対策の基本は「隙間をつくらない」ことです。この基本対策をしっかり行わないと、後悔するDIYになるかもしれません。

「防草シート」を敷く前にやるべきこと

購入時は「人工芝」や「防草シート」は製品の耐久性を優先して考えましょう。製品の耐久性が低いと、衝撃などがあった際ズレや剥がれが起きてしまいます。隙間ができると、そこから種が付着して雑草が生えてきます。庭の利用方法で求められる耐久性が変わります。子供やペットと遊んだりホームパーティーなどで使いたいならば、耐久性が高い製品を検討した方が良いでしょう。

丁寧な作業が雑草を防ぐ

「防草シート」を敷く際の大切なポイントは2つです。

①雑草や根をしっかりと取り除く

特に根は見過ごしやすいので、残さないように気をつけましょう。

②隙間をつくらずしっかりと敷く

雑草はわずかな隙間からでも生えてきます。

レンガや壁との間などにも注意して、丁寧に敷いてください。

雑草対策は専門業者がオススメ

雑草の生命力を考えると、「防草シート」を敷くにはかなりの丁寧さが求められます。可能であれば、専門業者にお任せするのがオススメです。

雑草対策に失敗しないために

「防草シート」を敷く機会は一般家庭ではそれほど多くないため、DIYでは技術不足でどうしても隙間が生まれやすくなります。もし隙間ができたとしても、費用や作業量を考えると簡単に張り替えるわけにはいきません。庭を利用する期間にもよりますが、長い間雑草を防ぎたいのであれば作業を失敗しないことが大切です。人工芝を専門に扱っている業者であれば高い技術で施工するため、長期間の雑草対策が期待できます。

プロの技術で安心長持ち

専門業者といってもどこを選べば良いかお悩みならば、「フィールドマジック」がオススメです。「フィールドマジック」は高品質な人工芝メーカーで、施工工事も自社で責任を持って行います。人工芝のプロが自信を持った製品で自ら工事するので、安心して雑草対策を任せられますし、しかも10年間無償保証が付きますので、何か問題が起きた場合でもメーカーに直接相談できます。

抗菌防臭効果も期待できる「フィールドマジック」

また、「フィールドマジック」の人工芝は抗菌防臭効果があるので、子供やペットの衛生面でも安心です。雑草で覆われていた庭が、「フィールドマジック」の人工芝を使えば家族の憩いスペースに変わります。雑草対策でお悩みであれば、「フィールドマジック」をぜひご検討ください。